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胃がん闘病記 2021年1月「がん検診は不要不急ではありません」

胃がん闘病記

2020年12月、一時は落ち着きを見せていた新型感染症ですが、年末が近づくにつれ感染者数がだんだん増えてきました。

私は飲食店で働いていますが、今年の忘年会の予約はほとんどありません。年末年始は飲食店にとって稼ぎ時ですが、「忘年会、新年会は控えましょう。」と政府が呼び掛けている中では仕方ありません。早く新型感染症が収ってほしいです。

そんな12月のとある日、職場のパートさんから相談を受けました。

「tatsuyaさん、この間のがん検診で胃カメラの検査を受けました?」

はい、胃カメラの検査を受けました。

「胃カメラの検査って、辛くないですか?」

いいえ、鎮静剤を使いますので、ボーっとしている間に終わっちゃいます。

「そうですか・・・がん検診は受けたほうがいいですか?」

受けたほうがいいと思いますが・・・どうしました?

話を聞いてみると、がん検診を受けたいけど胃カメラがちょっと怖いそうです。また新型感染症が蔓延している中で不要不急の検査は控えたほうがいいのでは、と考えているそうです。

確かに最近のニュースでも「不要不急の外出は控えて」と言っています。

でも、がん検診は不要不急ですか?

新型感染症の影響で2020年のがん検診率は低下しました。医療機関が逼迫していく中では仕方ないと思います。
しかし、「がん」が無くなったわけではありません。先送りされただけです。本来なら発見されるべき早期がんが進行がんへ進んでしまえば、肉体的にも、精神的にも、経済的にも負担は大きくなります。

検査体制が整い、感染症対策がとれるならがん検診は受けたほうがいいと思います。

がん検診は不要不急ではありません。

パートさんには鎮静剤を使えば胃カメラは怖くないですよ、と話をしました。
そしてがんは早期発見、早期治療で治す確率が上がり、定期的ながん検診が大切ですと話をしました。

新型感染症の中でも、がん検診は不要不急ではありません。

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