「〇年後に結婚して、〇年後に子供が誕生して、〇年後には家が欲しいな。」
ライフプランを描く中で必要となるのはお金です。特に将来にかかるお金は今のうちから準備する必要があります。
そのために投資を始めようとする方も多いと思いますが、いざ始めようとすると預貯金、国債、株式、投資信託、不動産・・・種類が多くて悩んでしまいます。
その中で投資信託はリスクを抑えながら投資ができると人気になっています。
もちろん投資信託にもメリット・デメリットがあります。
今回は投資信託のメリット・デメリットをまとめ、資産形成のヒントとしていただければと思います。
投資信託とは
投資信託とは、その名前の通り信じて(信)託す(託)投資です。
投資家から広くお金を集め、大きなお金を作り専門家が株や債券に投資し運用する商品です。
実際は銀行や証券会社を通して投資信託を購入します。
次に投資信託のメリット・デメリットを見ていきます。
投資信託のメリット
投資信託には多くのメリットがあります。
投資のプロに任せられる
「投資を始めたいけど知識がない」
最初はみんな初心者です。でも勉強したり情報を集めるのも時間がかかります。
そこで投資信託です。
投資信託はプロのファンドマネージャーが投資先選びから売買まで全て行ってくれます。
また個人では投資できない海外の株や債券、特殊な商品にも投資することができます。
小額から始められる
投資信託は小額から始められます。
銀行や証券会社によって違いますが100円から始められる証券会社もあります。
いきなり大きなお金を投資するのは不安ですが、小額から投資できるのは安心ですね。
投資の基本は「長期」「分散」「積立」です。
小額から、コツコツとはじめましょう。
分散投資できる
投資信託は商品により違いがありますが、様々なジャンルや国に分散投資できます。
一か所に投資すると万が一のリスクは大きくなりますが、投資先を分散することでリスクを軽減することが可能になります。
大切なあなたの資産です。リターンを求めるのも必要ですが資産を失っては意味がありません。リスク管理は必要です。
投資信託のデメリット
投資信託にもデメリットがあります。
良い話ばかり耳を傾けず、デメリットも確認してください。
元本保証がない
投資信託はプロが運営といっても必ず利益が出るわけではありません。
投資には様々なリスクが存在しますので、運用次第では値下がりすることもあります。
預貯金では元本保証がありますが、投資信託は元本保証がありません。値下がり分は投資家、つまり私たちの損失になります。
コストがかかる
投資信託には様々なコストがかかります。購入の際にはコストを確認しましょう。
販売買付手数料
投資信託を購入する際に販売会社に支払う手数料です。手数料は商品ごとに決められ、0%(ノーロード)から3%以上かかる商品もあります。
信託報酬
投資信託を管理、運用してもらうための費用です。投資信託を保有している間ずっとかかります。
別途費用支払うのではなく、信託財産の中から差し引かれます。
信託報酬は商品によって決められ、年0.2%~3%と幅広いです。
信託財産留保額
投資信託を解約する際にかかる費用です。
別途費用を支払うのではなく、信託財産の中から差し引かれます。
0.2~0.3%が一般的です。
投資信託を上手に活用しよう
投資信託は小額から手軽に始められ、運用はプロに任せられるので手間がかかりません。
しかし元本保証はありませんので商品選びを間違えたり、無理して大きなお金を投資してしまうと大きな損をしてしまうかもしれません。
リスクとリターンは表裏一体です。
投資の目的は何か、無理のない投資金額はいくらか、投資をする前にしっかりと考えてください。
その上で「長期」「分散」「積立」を投資の基本として上手に投資信託を活用してください。
(出典)
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