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胃がん闘病記 2020年7月「病気療養中の生活費まとめます」

胃がん闘病記

以前にがん治療の入院費、手術費をまとめましたので、今回は療養中の生活費をまとめます。

抗がん剤治療が始まり、当面の間は実家で療養していました。その時の生活費はあまり参考になりませんので、体調も安定し東京に戻り一人暮らしを再開した時の生活費を公表します。


43歳 男性 独身 都内在住

病気になる前の生活費です。

支出収入
給与(振込額)290,000円
住宅費74,000円
水光熱費8,000円
通信費13,000円
食費50,000円
日用品費10,000円
被服費15,000円
医療費3,000円
交際費40,000円
保険料13,000円
趣味30,000円
貯蓄25,000円
281,000円290,000円

大体こんな感じです。改めてみると突っ込みどころは満載ですが、毎月赤字にならずに貯蓄も出来ていました。


次に療養中の生活費です。

収入は傷病手当金のみです。

支出収入
傷病手当金244,000円
社会保険料56,000円
住民税18,000円
住宅費74,000円
水光熱費10,000円
通信費13,000円
食費50,000円
日用品費10,000円
被服費5,000円
医療費
(抗がん剤治療)
20,000円
医療費
(その他検診等)
10,000円
交際費0円
保険料3,000円
趣味0円
貯蓄0円
269,000円244,000円

毎月赤字です。

最初、傷病手当金の金額を聞いたとき

「これだけもらえれば生活できる」

と思ってましたが、とんでもない勘違いをしていました。

社会保険料と住民税の支払いです。

会社員の感覚でいると 銀行振込額=すべて生活費 ですが、病気療養中は収入がないので社会保険料は会社から請求が来ます。住民税は給与から天引きできないので普通徴収に切り替え自分で支払います。

実際の生活費は170,000円です。

ここまでなら節約すれば何とか生活できますが、前回まとめた医療費が重くのしかかります。

食費も体に良い物と考えると減りません。

家にいる時間が長くなったので水光熱費は上がります。

唯一保険料だけは特約を付けていたので減りました。


傷病手当金だけで暮らしていけるかというと、正直難しいです。

独身の私でもこの状況ですので、家族がいる方ですとさらに厳しくなるとおもいます。

日頃の貯蓄と保険の備えは大切です。

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