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胃がん闘病記 2020年7月「病気療養中の生活費まとめます」

胃がん闘病記

「これで生活できる」は甘かった。胃がん療養中のリアルな家計簿

胃がんの治療のため、実家での療養を経て、体調が安定してきたので東京での一人暮らしを再開しました。しかし、そこで直面したのは想像以上に厳しい「お金」の問題でした。

まずは病気になる前の毎月の収支です。

支出収入
給与(振込額)290,000円
住宅費74,000円
水光熱費8,000円
通信費13,000円
食費50,000円
日用品費10,000円
被服費15,000円
医療費3,000円
交際費40,000円
保険料13,000円
趣味30,000円
貯蓄25,000円
281,000円290,000円

病気になる前、「給与29万円、支出28.1万円」という生活は、毎月貯金もできていて安心だと思っていました。でも、病気は突然、その安心を崩壊させました。

収入源は「傷病手当金」だけ

抗がん剤治療が始まると、会社からの収入は途絶え、唯一の収入源は傷病手当金だけになりました。その額、24.4万円。正直、「これだけもらえれば生活できる」と最初は思いました。しかし、この考えが甘い勘違いだったとすぐに思い知らされました。

支出収入
傷病手当金244,000円
社会保険料56,000円
住民税18,000円
住宅費74,000円
水光熱費10,000円
通信費13,000円
食費50,000円
日用品費10,000円
被服費5,000円
医療費
(抗がん剤治療)
20,000円
医療費
(その他検診等)
10,000円
交際費0円
保険料3,000円
趣味0円
貯蓄0円
269,000円244,000円

毎月、2.5万円の赤字

会社員時代は給与から天引きされていた社会保険料や住民税が、療養中は自分で支払わなければならないのです。また、医療費は重くのしかかり、家にいる時間が長くなったことで水光熱費も上がりました。

傷病手当金だけでは生活できない

幸い、保険の特約で保険料は減りましたが、それでも赤字は解消できませんでした。独身の私でさえこの状況です。家族がいる方なら、さらに厳しいはずです。

この経験を通して、病気はいつ誰に降りかかるかわからないということ、そして、それを乗り越えるためには日頃からの貯蓄保険という備えが不可欠だということを痛感しました。

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