以前にがん治療の入院費、手術費をまとめましたので、今回は療養中の生活費をまとめます。
抗がん剤治療が始まり、当面の間は実家で療養していました。その時の生活費はあまり参考になりませんので、体調も安定し東京に戻り一人暮らしを再開した時の生活費を公表します。
43歳 男性 独身 都内在住
病気になる前の生活費です。
支出 | 収入 | |
給与(振込額) | 290,000円 | |
住宅費 | 74,000円 | |
水光熱費 | 8,000円 | |
通信費 | 13,000円 | |
食費 | 50,000円 | |
日用品費 | 10,000円 | |
被服費 | 15,000円 | |
医療費 | 3,000円 | |
交際費 | 40,000円 | |
保険料 | 13,000円 | |
趣味 | 30,000円 | |
貯蓄 | 25,000円 | |
計 | 281,000円 | 290,000円 |
大体こんな感じです。改めてみると突っ込みどころは満載ですが、毎月赤字にならずに貯蓄も出来ていました。
次に療養中の生活費です。
収入は傷病手当金のみです。
支出 | 収入 | |
傷病手当金 | 244,000円 | |
社会保険料 | 56,000円 | |
住民税 | 18,000円 | |
住宅費 | 74,000円 | |
水光熱費 | 10,000円 | |
通信費 | 13,000円 | |
食費 | 50,000円 | |
日用品費 | 10,000円 | |
被服費 | 5,000円 | |
医療費 (抗がん剤治療) | 20,000円 | |
医療費 (その他検診等) | 10,000円 | |
交際費 | 0円 | |
保険料 | 3,000円 | |
趣味 | 0円 | |
貯蓄 | 0円 | |
計 | 269,000円 | 244,000円 |
毎月赤字です。
最初、傷病手当金の金額を聞いたとき
「これだけもらえれば生活できる」
と思ってましたが、とんでもない勘違いをしていました。
社会保険料と住民税の支払いです。
会社員の感覚でいると 銀行振込額=すべて生活費 ですが、病気療養中は収入がないので社会保険料は会社から請求が来ます。住民税は給与から天引きできないので普通徴収に切り替え自分で支払います。
実際の生活費は170,000円です。
ここまでなら節約すれば何とか生活できますが、前回まとめた医療費が重くのしかかります。
食費も体に良い物と考えると減りません。
家にいる時間が長くなったので水光熱費は上がります。
唯一保険料だけは特約を付けていたので減りました。
傷病手当金だけで暮らしていけるかというと、正直難しいです。
独身の私でもこの状況ですので、家族がいる方ですとさらに厳しくなるとおもいます。
日頃の貯蓄と保険の備えは大切です。
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