胃がん治療にかかった費用をまとめてみた
胃潰瘍での救急搬送からおよそ3ヶ月。胃がんの告知、入院、手術、そして抗がん剤治療と、怒涛のような日々が過ぎていきました。
ここまでの治療にかかった費用を、月ごとにまとめてみたいと思います(千円単位で表記します)。
4月:救急搬送と胃潰瘍の手術
4月 | |
救急病院 入院(健康保険内) | 85,000円 |
救急病院 入院(自己負担分) | 26,000円 |
計 | 111,000円 |
4月28日に救急搬送され、胃潰瘍の手術を受け、そのまま入院しました。
自己負担分は、入院中の差額ベッド代と食費です。緊急だったため部屋を選ぶ余裕がなく、差額ベッド代が発生してしまいました。
5月:がん専門病院への転院と検査
5月 | |
救急病院 入院(健康保険内) | 50,000円 |
救急病院 入院(自己負担分) | 35,000円 |
がん病院 診察 | 48,000円 |
がん病院 入院(健康保険内) | 13,000円 |
がん病院 入院(自己負担分) | 11,000円 |
計 | 157,000円 |
5月4日まで救急病院に入院。その後がん専門病院での診察が5回にわたり、さまざまな検査を行ったため、思った以上に高額になりました。
5月31日からは、がん専門病院に入院しました。自己負担分は、希望した個室の差額ベッド代と食費です。
6月:胃がん手術と入院
6月 | ||
がん病院 入院(健康保険内) | 310,000円 | (限度額適用認定証を利用) (93,000円) |
がん病院 入院(自己負担分) | 148,000円 | |
がん病院 退院後診察 | 3,000円 | |
計 | 461,000円 | (244,000円) |
やはりがんの入院、手術は高額になりますね。限度額適用認定証を事前に準備しておいて本当によかったです。
6月13日に退院しましたが、自己負担分には差額ベッド代と食費が含まれています。大部屋を選べば費用はもっと抑えられましたが、術後の状態を考えると個室にせざるを得ませんでした。
改めて振り返ると、病気には本当にお金がかかりますね。
7月以降:抗がん剤治療
そして、7月から抗がん剤治療がスタートしました。治療費は月によって多少変動しましたが、平均すると以下のようになります。
抗がん剤治療費(月) | |
抗がん剤 | 13,000円 |
副作用対処薬 | 3,000円 |
診察 | 4,000円 |
計 | 20,000円 |
この治療が1年間続いたため、金銭的な負担は決して小さくありませんでした。
医療費以外にも、病院への交通費、入院準備のための日用品、入院中のタオルやガウンのレンタル代など、見えない費用も多くかかりました。病気になった時、こうした出費も大きな負担になることを痛感しました。

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