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ファイナンシャル・プランナーになろう!教養としても、転職・就職にも有利な「FP2級」を解説します。

FP資格に挑戦しよう!

新型感染症の蔓延や経済情勢の悪化、目まぐるしく変わる社会情勢・・・将来に対して不安を抱える人も多いと思います。

そんな中で注目される資格が「ファイナンシャル・プランナー」です。お金の基礎を学び、ライフプランニングに欠かすことのできない知識を得ることができます。

今回は教養としても、転職・就職にも有利な「FP2級」を解説します。

FP試験の概要

FP試験の正式名称は「ファイナンシャル・プランニング技能検定」といいます。厚生労働大臣より指定試験機関の指定を受けて日本FP協会が実施する、国家検定です。

FP技能検定には、1級、2級、3級の等級があり、それぞれに学科試験と実技試験が設けられています。
学科試験と実技試験、両方に合格すると合格証書が発行され、等級ごとに「ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗ることができます。

また試験は日本FP協会きんざい(金融財政事情研究会)の2つの団体が実施していますが、今回は私も受験した日本FP協会を中心に解説します。

「FP2級」の受験資格は?

「FP2級」の受験資格は以下の通りです。

  1.  日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者
  2.  3級FP技能検定の合格者
  3.  FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者

多くの人は日本FP協会認定のAFP認定研修(つまりは通信講座を受講)を修了するか、3級~2級とステップアップして受験するか、どちらかになると思います。

ちなみに私は3級~2級とステップアップして受験しました。

「FP2級」の試験内容は?

「FP2級」試験は毎年1月・5月・9月の計3回行われます。

試験は学科試験と実技試験があり、両方に合格する必要があります。

出題形式合格基準
学科試験マークシート形式 60問36点以上(60点満点)
実技試験記述式 40問60点以上(100点満点)

試験は午前中に学科試験、午後に実技試験と一日かけて行われます。

「FP2級」の難易度は?

「FP2級」は難しい!とよく聞きます。

実際に学科試験のマークシートは4択ですので、運やカンでは正解できません。また実技試験では計算問題が出題されますので、ある程度計算問題に慣れていないと難しいです。

では実際の合格率を見てみましょう

学科試験実技試験
2022年1月41.51%56.33%
2021年9月50.56%60.26%
2021年5月55.61%66.67%
2021年1月44.02%71.01%

合格率は50%前後で推移しています。

他の国家資格に比べれば合格率は高いと思います。
しかし、受験資格があるように誰でも受験できるわけではなく、ある程度勉強が進んでいる人が受験しての合格率です。また繰り返しになりますが学科試験と実技試験、両方に合格する必要があります

そう考えると「FP2級」は難しい資格だと思います。

「FP2級」の勉強方法は?

一般的に「FP2級」は100~300時間程の勉強時間が必要だといわれています。
3級~2級とステップアップしている人は基礎知識がありますので勉強時間は短くて済みますが、認定研修から挑戦する人は一から学びますので勉強時間は長くなります。

では独学と通信・通学講座、どちらの勉強方法が良いのでしょう?

これはその人の勉強スタイルや生活環境にもよります。参考までにメリット、デメリットをまとめてみました。

独学通信・通学講座
メリット・自分のペースで進められる
・費用は最小限
(テキスト・問題集のみ)
・専門スタッフによる講義
・合格までのスケジュールが組まれる
・分からない事は質問できる
デメリット・一度つまづくと抜け出すのが大変
・集中して勉強できる環境が必要
・勉強する強い意志が必要
・費用が高額
・自分に合う講座探しが難しい
(口コミに頼らざるを得ない)

私の勉強方法

参考までに私の勉強方法を解説します。

私は3級~2級とステップアップして受験しましたが、全て独学です。仕事が不規則で勉強時間が取りづらく、休みの日に集中して勉強するスタイルでしたので、通信・通学講座とは相性が良くなかったです。実際の勉強方法は次の通りです。

①参考書を読む

まずは参考書を読み込みます。本屋に行き、実際に手に取り読みやすい参考書を選びました。

注意点としては、最新版を購入するようにしてください。法改正により学習内容が変わることが多いので、出費を惜しんで中古品を買わないようにしてください。

②ノートにまとめる

次に参考書で読んだ内容を、自分なりにノートにまとめます。
ダラダラと書く必要はありません。表現は悪いですが、カンニングペーパーを作るつもりで必要な箇所だけ簡潔にまとめましょう。

参考書を読み、内容をまとめ、ノートに書く。これで頭にインプットします。

③過去問を解く

過去問を解き、インプットされた内容を確認します。

資格試験はインプットと過去問でのアウトプットの繰り返しです。過去問題集やネットの過去問サイトを活用しました。

以上①②③をワンセットとして3週間を目安に繰り返しました。

試験は学科試験と実技試験に分かれていますが、学習のメインは学科試験です。実技試験対策は「③過去問を解く」で計算問題に慣れていきました。

試験3週間前からは「③過去問を解く」のみに集中しました。1週間前には日本FP協会のHPから過去問をダウンロードし、自宅で模擬試験を実施し時間配分を確認しました。

2021年1月 FP2級に挑戦し、結果は・・・

得点正答率
学科試験50点(60点満点)83.3%
実技試験94点(100点満点)94.0%

合格しました。

ファイナンシャル・プランナーになろう!

ファイナンシャル・プランナーの知識は保険・税金・社会保障制度と幅広く、私たちの生活に役立つものばかりです。

勉強は大変だと思いますが、不安定な時代だからこそ身に着けた知識は「生きるための力」となりあなたを助けてくれます。

少しでも興味を持ってくれたらファイナンシャル・プランナーのテキストを手に取ってください。そしてファイナンシャル・プランナーを目指しましょう!

(参考)
日本FP協会
一般社団法人 金融財政事情研究会

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