ステイホーム、リモートワーク、営業自粛・・・新型感染症の影響で私達の生活様式はすっかり変わってしまいました。
ついにはアルコール販売中止・・・こんな時が来るとは思いませんでした。
そんな中、にわかに注目を浴びているのがノンアルコール飲料です。
今回はノンアルコール飲料の現状と実際に飲んでみた感想をリポートします。
ノンアルコール飲料とは
ノンアルコール飲料とは
含有アルコール量が1%未満の飲料だが、通常、清涼飲料水は含まない。
酒税法の第2条で、酒類は「アルコール分1度以上の飲料」と定義されています。したがって、ノンアルコール飲料とは、含有アルコール量が1%未満の飲料です。この解釈にしたがうと、普通の清涼飲料水はすべて含まれることになりますが、ノンアルコール飲料というと、通常は外観、味、香りなどが酒類に似ているものを指します。
今までのノンアルコール飲料は、1%未満とはいえアルコールを含んでいるので、大量に飲めば酔う場合もありました。しかし、最近、ビールメーカーが全くアルコールを含まないビール味の飲料を作りました。飲酒運転に対する厳罰化の影響も受けて、消費量は伸びています。
引用元:厚生労働省e‐ヘルスネット
ノンアルコールと言いながら実際はアルコールが1%未満の飲料なんですね。
ノンアルコール飲料自体は以前からありましたが、アルコールゼロのノンアルコール飲料が登場したのは度重なる飲酒事故と道路交通法の改正によるものです。
2007年の道路交通法改正により飲酒事故の罰則が強化され、飲酒運転をした者だけでなく酒類を提供した者、車両を提供した者、同乗者へも罰則が適用されるようになりました。
そこでビール業界はアルコールゼロのノンアルコール飲料を2009年から販売を開始、大ヒットし急速に広まっていきました。
現在はビールの販売数が落ち込む中、ノンアルコール飲料は着実に販売数を伸ばし健康志向商品も多く登場するようになりました。
ノンアルコール飲料は美味しい??
私は今までノンアルコール飲料を飲んだことがありませんでした。
なぜならノンアルコール飲料を飲むぐらいならアルコール飲料を飲むからです。
飲むなら飲む、飲めないなら飲まない、私にとっては需要がありませんでした。
ではノンアルコール飲料の販売数はどうなっているのでしょう。
ノンアルコール飲料は2009年から急速に販売数を伸ばしていますね。着実に受け入れられています。
では実際にノンアルコール飲料を飲んだことのある人はどのくらいいるのでしょう?
半数以上です。そして多くの人がノンアルコール飲料を認識しています。
最後にノンアルコール飲料の味はどうでしょう。私の勝手な先入観ですと、あまり・・・
昔のイメージは捨てましょう。美味しくなっているそうです。
こうなったら飲むしかありません。
ノンアルコール飲料 試飲リポート
今回はノンアルコールビール4種類とノンアルコール梅酒1種類です。
感想はあくまで私の主観です。
アサヒ ドライゼロ
アサヒビールのアサヒ ドライゼロです。
ビールらしい香り、スーパードライを思わせる味わいとのど越し、苦みは抑え目でゴクゴク飲めます。
これは唐揚げやステーキなどガツンとした肉料理と飲みたいです。
サントリー オールフリー
サントリーのオールフリーです。
苦味は抑え目、スッと入る飲み口、後味にほのかな苦みと香りが鼻を抜けます。
これは食事を邪魔せず、食事を引き立たせますね。どんな料理にも合います。
キリン カラダFREE
キリンのカラダFREEです。
フルーティーな香り、飲み口はクラフトビールを思わせる華やかな広がりを感じます。
これは魚料理や卵料理と合いそうです。
日本ビール 龍馬1865
日本ビールの龍馬1865です。
泡立ちは一番です。飲み口はローストされた苦みと後味にほのかな甘みを感じます。
これはハーブを効かせたチキンやソーセージと合わせたいです。
CHOYA 酔わないウメッシュ
CHOYAの酔わないウメッシュです。 ここのCM好きです。
梅の香りと味わい、本当に梅酒を飲んでいるようでした。
これは食前酒で頂きたいです。
ノンアルコール飲料というジャンル確立
ノンアルコール飲料の進化には驚かされました。
それぞれに個性があり、食事との相性も抜群です。
これはお酒の代わりではなく、ノンアルコール飲料というジャンルで選択されるべきです。
食事に楽しさを与えてくれるノンアルコール飲料、これからも更なる進化に期待します。
(出典)
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