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次世代スイーツは「あんこ」で決まり!!「あんこ」の魅力をリポートします。

食のトレンドリポート!

皆さん「あんこ」は好きですか?

私は「あんこ」が好きです。あのぽてっとしたフォルム、優しい甘さ、色々な食材と合わせられ主役にも脇役にもなれます。

そんな「あんこ」が今注目されています。

次世代スイーツの主役となるか、今回は「あんこ」の魅力をリポートします。

「あんこ」の歴史

あんこを漢字で書くと「餡子」となり、「餡」は餅や饅頭などの中に詰める具材を意味します。

その由来は古く、聖徳太子の時代に饅頭とともに餡が日本に伝わり、肉を食べれない禅僧が小豆を煮て肉の代わりに餡として饅頭に詰めて食べたのがあんこの原型といわれています。

ただ当時は塩味のあんこが主流で、甘いあんこが誕生したのは室町時代からです。大陸との貿易により砂糖が少しずつ国内に流通し、茶道の流行とともに和菓子が発展し、現在の様な甘いあんこが誕生しました。

江戸時代になると国内で砂糖づくりが盛んになり、庶民の間にもあんこが広まり様々な菓子が誕生していきます。

明治時代には製餡機が開発され、あんこを専門で製造する製餡産業が発展し現在に至ります。

「あんこ」の種類

実はあんこの定義ははっきりしません。

あんこと餡の意味も曖昧な領域が存在します。

一応小豆を使ったあんこが主流ですが、材料により、製法により、様々な種類のあんこが存在します。

ここでは全て「あんこ」として捉え、様々な「あんこ」を紹介していきます。

つぶあん

小豆をつぶさないで作ったあんこを、つぶあんと呼びます。

小豆の食感を感じられ、あんこが主役になります。

こしあん

小豆をつぶして裏ごしし、豆の皮を取り除きペースト状にしたものをこしあんと呼びます。

上品な甘さを感じられ、他の食材を引き立たせます。

小倉あん

大納言などの大粒の豆を甘く煮て、こしあんに混ぜたものを小倉あんと呼びます。

小倉あんの「小倉」は京都の「小倉山」が由来と言われています。

生あん

砂糖の入ってないあんこです。

ここから様々なあん料理(菓子)を作っていきます。生ものですから日持ちはしません。

白あん

白いんげん豆や白小豆などから作るあんこを、白あんと呼びます。

あっさりとした上品な甘さが特徴です。

うぐいすあん

青えんどう豆で作るあんこを、うぐいすあんと呼びます。

きれいな緑色は見た目で楽しませてくれます。


ここに挙げたあんこはほんの一部です。

食材により、製法により、様々なバリュエーションのあんこが私たちを楽しませてくれます。

次世代スイーツとしての「あんこ」

あんこが次世代スイーツとして注目される理由を3つ挙げます。

食感の多様さ

もちもち、ふわふわ、とろとろ、さくさく・・・人気のスイーツには特徴となる食感があります。

あんこはどうでしょう。

あんこ自体の食感は決して特徴があるとは言えません。

ただあんこの食感は調理過程により様々な状態に変化できます。

豆の粒を残した食感。

ペーストした滑らかな食感。

溶かして固めたつるっとした食感。

葛を加えてプルプルな食感。

この多様さがあんこの特徴です。

他の味覚との相性の良さ

あんこは主役となり脇役となり、パートナーを選びません。

あんこ × 酸味 = いちご大福

あんこ × 苦味 = あんこチョコ フォンダンショコラ

あんこ × 塩味 = あんこチーズ クリームチーズ

あんこの甘さは主張しすぎません。

他の味覚、食材の良さを引き立たせます。

この相性の良さがあんこの特徴です。

健康効果

これは原材料によって変わってきますが、小豆を使用することにより様々な健康効果が期待できます。

  • ポリフェノール → 血管をサラサラに
  • 鉄分 → 肌トラブルを解消
  • 食物繊維 → 腸内環境を整えます
  • サポニン → 利尿作用でむくみ改善

甘いあんこは気持ちもリラックスさせてくれます。

もちろん食べすぎはいけません。

「あんこ」を食べよう。実食リポート

ここまで「あんこ」の魅力を語ってきましたが、実際に食べてみましょう。

TORAYA AN STAND

行ってきました、TORAYA AN STAND  です。あんこと言えば「とらや」ですね。

あんパフェ「いちご」をいただきました。

あんこといちごの相性は抜群です。上品なこしあんの甘さはパフェ全体の味を引き立たせます。

追分だんご本舗

追分だんご本舗 です。左から「よもぎ(つぶあん)」「あんず」「抹茶」です。

この色どり、多様さがあんこの特徴です。「あんず」は驚きの美味しさでした。

他にも色々ありましたが、お腹がいっぱいです。

「あんこ」に注目しよう

あんこは昔から私たちの側にいますが、今なお進化しています。

古くて新しい、和だけど洋にもなれる、心にも体にも優しい、可能性は無限大です。

そんな「あんこ」にこれからも注目していきたいと思います。

(参考)

日本あんこ協会

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